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TREZOR とLedger nano sとFuzeWの比較


目 次
1.デザイン
2.価格
3.対応通貨
4.TREZORのメリットとデメリット
5.Ledger Nano S のメリットとデメリット
6.FuzeW のメリットとデメリット
7.最後に

ハードウォレットにはいくつか種類があるのはご存知ですか?

機能的には似ている部分も多いですが、それぞれ他にはない特徴を

もっているものもあります。

今回はTREZOR、Ledger Nano S、FuzeWの3つに絞ってそれぞれの特徴を

見ていきたいと思います。

ぜひ参考にして下さい。

 

1.デザイン

TREZOR MODET T Ledger Nano S FuzeW
タイプ USBタイプ USBタイプ カードタイプ
画像
参照 ※公式サイトへ ※公式サイトへ ※公式サイトへ

 

見た目に関して言えば、

USBタイプのTREZORLedger Nano S もかっこいいのですが、

カードタイプのFuzeWの方がスタイリッシュでよりかっこいい作りになっています。

薄いのでカードケースなどに収納できかさばらないのもGoodですね。

 

2.価格

価格について比較してみます。

TREZOR MODET T Ledger Nano S FuzeW
価格 24,800円 8,990円 16,800円

Ledger nano S が最も低価格でTREZORが少し割高という感じです。

なぜ1万円前後の価格差が生じてしまうのか、それは後ほど説明したいと思います。

 

3.対応通貨

TREZOR MODET T Ledger Nano S FuzeW
対応通貨 Bitcoin,Litecoin

Ethereum,Ripple

EthereumClassic

BitcoinCash,Stellar

Cardano,DASH

NEM,Zcash,

Tezos,Dogecoin

BitcoinGold,DigiByte

Vertcoin,Namecoin

ERC20トークン

 

Bitcoin ,Ethereum

BitcoinCash,BitcoinGold

EthereumClassic

Litecoin,Stratis

Zcash,Dash ,Ripple

Komodo,PIVX,

Vertcoin,Viacoin

Dogecoin,Hshare

DigiByte,Qtum

Stealth,Peercoin

PoSW,ZenCash

Horizen

ERC20トークン

Bitcoin,Litecoin

Ethereum,Ripple

DASH,Dogecoin

BitcoinCash

ERC20トークン

3つのハードウォレットに共通しているのは、

BTC,BCH,ETH,XRP,LTCのメジャーコイン5通貨の保管が可能だという点です。

日本国内だけで言えば大抵この5通貨に対応できていれば問題ないと思います。

 

トータルでの対応通貨数はLedger Nano S が大きくリードする形となっており、

次にTREZOR、FuzeWと続きます。

 

TREZORの対応通貨はLedger Nano S より少ないのですがNEMやMONA

Ledger Nano S では保管できないのでそこはTREZORの優位な点です。

逆にLedger Nano S はTREZOR ではできないNEO等の保管が可能なので、

購入の際には、自分がどの通貨を保有しているのかを調べた上で

選択するといいでしょう

 

歴史が浅いということもあってFuzeWはまだ対応通貨は少ないですが、

今後増えてくるのではないでしょうか。

 

次にハードウォレットのメリットとデメリットを見てみましょう。

 

4.TREZOR

(メリット)

■ アカウントを複数作成する事が可能。

〇〇用の口座などの使い分けをする場合、別の端末を購入する必要があります。

■ タッチパネルによる直接入力

端末本体の画面では直感的に操作できるため

操作性が他のハードウォレットと比べて格段に高いのが特徴です。

それはPC側でのキーボード操作数が少ない事を意味しているので、

ウイルスやハッキング対策に大きく影響する部分となります。

このような理由により、TREZOR はハードウォレットの中でも

最もセキュリティが高いと言われています

 

(デメリット)

■ 対応通貨がLedger Nano S に比べて少ないため、

海外取引所で購入する草コインなどを保管できない場合があります。

■スクリーンが搭載されているので、他のハードウォレットと比べて

多少かさばるという点があげられます。

 

5.Ledger Nano S

(メリット)

■ 一番のメリットは対応通貨が最も多いという点です

自分が保有している通貨が保管できないという問題が他のハードウォレット

と比べて極端に少ないです。

■ サイズが最もコンパクトなので持ち運びが容易です。

 

(デメリット)

■ 対応通貨は多いのですが、一度に保管できる通貨の上限数が決まっており

通貨ごとのアプリのインストールやアンインストールをする

必要があるのでそこは面倒かもしれません。

 

6.FuzeW

(メリット)

■ PCが不要である点が最も大きいと言えます。

他のハードウォレットではPCが不可欠でしたが、FuzeWでは

スマホアプリでの操作が可能なため、PCを持っていない外出時でも

アクセスが可能な点は非常に利便性が高いと言えます。

■ 防水加工がされておりこれも他のハードウォレットにはない

特徴だと言えます。外出時にアクセス可能でも水に弱いと不安ですよね。

しっかり対応されています。

 

(デメリット)

■ 対応通貨が極端に少ないため、ADAやNEMなど日本人にも人気の

通貨でも保管する事ができません。国内取引所でも購入可能なLSKやMONAも

保管できないのはちょっと不便かもしれません。

今後のアップデートに期待です。

 

7.最後に

TREZOR は、初心者でも直感的に操作できるよう

ハード部分の操作性とセキュリティに力を入れており、

その点に開発費用がかかってしまう事から

多少割高になってしまうのだと思われます。

 

何に重点を置くかは人それぞれであり

操作性を重視するのか、セキュリティを重視するのか、

または対応通貨を重視するのか用途に合わせた購入をおススメします。

 

TREZORの購入はこちらから

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クリプトピアのハッキング疑惑について

またまたハッキング?

コインチェックのハッキングから約1年、

日本人の登録者も多い事から知っている方も多いかと思いますが、

ニュージーランドの暗号通貨取引所「Criptopia(クリプトピア)」で、

ハッキングと思われる事件が起きました。

クリプトピアによると、

「2019年1月14日、クリプトピア取引所にてセキュリティ侵害により

重大な損失を被りました。

ニュージーランド警察や政府機関の協力を得ながら調査をしており、

この間、暗号通貨の取引を停止します。」

と発表しており、現時点ではハッキングとは言っていませんが、

ハッキングと同レベルの何かが起こっているのは間違いないでしょう。

※以降、ハッキングという体で話を進めていきます。

 

この発表から2週間が経過していますが、

以前としてクリプトピア側からの発信がない状態が続いており、

利用者は気が気でない状態だと思います。

 

損失額は?

当初、Ethereum (ETH) を中心に約360万ドル(約4億円)

と伝えられていましたが、

ブロックチェーンの分析会社であるエレメンタスは、

約1600万ドル(約17.5億円)がいくつかの大手取引所を含む

複数口座に送金されているとの報告を発表しました。

そして、既に約100万ドルがキャッシュアウトされ、

残りの1600万ドルはまだ犯人と思われる口座に残っているようです。

今後の各取引所の対応と警察の捜査の動きに注目していきたい所です。

※ソース:不正送金に関する分析結果

 

送金先の大手取引所

バイナンスのCEOであるジャオ・チャンポン氏は、犯人のものと思われる怪しい

口座の一部を凍結したとツイッターで発表しています。

バイナンスのハッキング未遂の際、犯人に懸賞金1億円をかけたり、

今回のように怪しい口座を即凍結したりと行動が早いですね。

さすがは我らのチャンポン氏です。

頼りになります。

 

自作自演の詐欺?

さて今回の事件ですが、わざわざ複数の大手取引所に

送金するなど今までと少し様子が違うように感じます。

1年続く下落相場のさ中、出来高の減ったこの状況で

ハッキングは成功するのだろうか?

市場参加者が少なければ少ない程、

追跡しやすくなるためリスクが大きくなりますし、

XEM のようにダークウェブで割安で売買した場合、

例えばCentrality(CENNZ)の購入者達は、

HitBTCで交換するしか方法がなく、

そのようなリスクのある通貨を一般の人が購入するのだろうか。

取引所側からしても通常より多く送金されてくる通貨を

みすみす指をくわえて傍観するのか。

明らかに怪しいと判断した場合、

バイナンスのように凍結するのではないか。

このようなおかしな点がチラホラある事から、

このハッキングは自作自演ではないか?

などの噂も出ています。

真相はもう少し先になりそうですね。

 

資産を安全に守るためには

このようにまだまだ安全とは言えない暗号通貨市場の中、

自らの資産を守るためには、他人任せではなく

自ら管理する必要があります。

現在、暗号通貨を保有している方は、

将来の価値の上昇を信じている方ばかりだと思います。

せっかく価値が上昇しても盗まれてしまっては全てが水の泡となってしまいます。

そうならないためにもハードウォレットなどを利用し、

ネットワークから完全に切り離した状態にする事で、

ハッキングされるリスクは大きく減らす事ができます。

使い方に慣れるまでは、面倒くさかったり難しさを感じるかもしれませんが、

資産を全て失う事を考えればその少しの労力は

惜しむべきではないと私は思っています。

ハードウォレットの一つに Trezor というものがありますので

ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

→TREZORの正規代理店からの購入はこちら

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ICOコインの資産管理方法

ICOコイン

ICOコインは企業がプロジェクトを開発するために発行した未知数の仮想通貨です。

発行当初はICOコイン自体に価値はありませんが、将来上場したときに価格が跳ね上がりハイリターンが望めます。

そのことから、ICOコインに投資する投資家も多くいるのです。

 

しかし、危惧するべき点としてハッキングなどによる資産の喪失があります。

ハッカー達は常にあなたの仮想通貨を盗もうと目を光らせていますから、
被害に遭わないためにセキュリティ対策をしてハッカーから資産を守らなければなりません。

 

こちらの記事では、ICOコインを安全に管理するにはどうしたらいいのか解説しています。

続きを読む ICOコインの資産管理方法