XEM(ネム)のカタパルト(Symbol)移行が間近ということもあり、
少し、今後の流れについておさらいしたいと思います。
目 次 |
1.カタパルト(Symbol)への移行時期 |
2.XYMの配布方法について |
1.カタパルト(Symbol)への移行時期
Symbolのローンチは、何度も延期を繰り返して最終的に2020年2月~3月と言われていましたが、
さらに遅れて2020年4月~6月に変更されました。
遅れた主な理由はテストネット検証中に見つかったバグ修正のためだと発表されています。
ネムの開発が遅れるのは織り込み済みといった様子で特に
売り込まれてはいないように感じます。
それよりも、仮想通貨バブル以降多くの通貨が淘汰されていく中で、
しっかり開発を進めているという事実が重要なのかもしれません。
価格高騰の可能性・・・
Symbol移行後に価格が伸び続けるかどうかは、
財団のマーケティング力にかかっているのでなんとも言えません。
ただ、高確率で一時的な急騰は起こるのではないかと考えています。
(1)知名度
仮想通貨史上最大のハッキング事件によって知名度は仮想通貨の中でもトップクラスです。
仮想通貨投資をやっている方の脳裏にしっかり焼きついているといっても過言ではないぐらいの
世界的大事件でした。
当時、仮想通貨を買った事がない方でも「ネム」という言葉を口にしていたぐらいでしたからね・・・
(2)延期の連続
延期に次ぐ延期が逆にカンフル剤になる可能性が高い。
人の心理として焦らしが長いほど燃えて、燃えた相手や物に対して高い価値を見出す傾向があります。
散々待たされた挙句買えなかったという状況になることは避けたいと思うので、
テクニカルを無視した急騰へ繋がることも十分考えられます。
焦らしが長すぎると見切りをつけられてしまいます。
おそらくここまで長く引っ張ったプロジェクトってネム以外にないかもしれません・・・
それでもまだ20位~30位の間に留まっているということは、
ユーザー離れは起きておらず気になっている方が多い証拠ではないでしょうか。
このように爆発する理由は十分あるので、
直近で急騰のチャンスがあるXEMを今の内に買い集めておくのは悪くないかもしれません。
2.XYMの配布について
XYMは、オプトインによって配布される予定です。
オプトインとは既存XEMホルダーが申請することで1:1でXYMを配布される方式です。
10,000XEM保有者は、10,000XYM貰えるということです。
国内取引所 | 今後 |
Zaif | 対応確定 |
CoinCheck | 前向きに対応検討中 |
GMOコイン | 前向きに対応検討中 |
とりあえずZaifに預けていれば確実にXYMのアナウンスはありますのでそれまで待ちましょう。
※基本的に取引所が申請するのでユーザーは何もする必要はないと思われます。
ハードウェアウォレット | 今後 |
TREZOR | 対応確定 |
Ledger | 対応確定 |
TREZORは最終準備段階まで完了していて、Ledgerも少し遅れてはいますが、
順調に開発は進んでいるようです。
今後、移行に関する手続きなどがあるとしてもこの2つのウォレットで管理していれば
問題ないと思いますが申請は自分でする必要があります。
申請が不安な方は、まず取引所に預けておいて配布されたら後、ハードウォレットへ
送金して保管という流れがいいかもしれません。
TREZORで管理していればXEMとXYMの両方でハーベストによる報酬が期待できます。
※参照:trezorを利用したxem(ネム)のハーベスト方法 収穫量
一応、最後に注意点です。
おそらくないと思いますが、仮に何らかの理由で移行が延期ではなく中止になるなど
カタパルト(Symbol)を否定するような状況になったとします。
XEMはこの大型アップデートが全てですので、
価格が少し戻るまで待ってみようとか長期ホールドしようなど考えず、
すぐさま売却することをオススメします。
この場合、0.・・円レベルまで落ちてもおかしくないのでそこだけは
注意しましょう。