ビットコインをはじめとする仮想通貨の取引所は、ここ1、2年で日本国内だけでも大きく増えました。仮想通貨の取引所では、もし流出が起きたときのリスク回避として保険にはいっており、顧客への保証がありますが、保証には条件があり、充実した保険ではありません。
取引所はあなたが預けたビットコインをはじめとする仮想通貨を何割かはコールドウォレットで保管しています。 しかし、必ずしもあなたが預けた取引所のアカウントが安全とは言えません。
個人情報の流出がさまざまな箇所で発生してるなかで、仮想通貨が流出しないということはありえません。またSNSなどで利用しているIDとパスワードをそのまま取引所のアカウントとして利用していることは大変危険です。取引所の2段階認証があるから安心でしょ?と捉える方もいらっしゃいますが、ハッカーの手にかかれば突破することは不可能ではありません。
仮想通貨取引所はハッカーから常に狙われています!
取引所は常にハッカーから狙われています。答えは単純で、そこに多くの仮想通貨が集まっているからで、銀行強盗と同じです。香港の取引所や韓国の取引所で数十億円のビットコインが盗まれたのは大きなニュースとなりました。それ以外にも日本の取引所でも実際にビットコインは盗まれていますし、海外のPoloniexなどの取引所でも個人の口座から仮想通貨は盗まれています。
取引所がなぜ狙われるかというと、1BTCが入っている個人のウォレットを狙うよりも100000BTCが入っている取引所を狙ったほうが効率がいいからです。個人のウォレットですらも脆弱性が見つかればすぐにハッカーの標的となりますが、たくさんの仮想通貨が流動している取引所から仮想通貨が盗まれる可能性の方が高いのです。
取引所のビットコインが盗まれたときの保険
取引所はマウントゴックス事件があってからというもの、常にハッカーからビットコインを盗まれないように警戒はしていますが、何かとシステムに問題が発生して取引がロールバックされることや一時的な障害で取引そのものができないといったことがすでに何回も起きています。そのため、取引所はすべてのシステムが完璧ではないというのが実情です。
多くの取引所はまだ新しい会社が多く、働いている社員の数も数十名と少なかったりします。 そのためお客様のサポートもあまりできていなかったり、口座開設の依頼が殺到すると、口座開設自体にも時間がかかったりします。また日本では仮想通貨法案によって、さまざまな規制がはいってくるため、そもそも、規制によりその取引所自体が今後存在できるのか?も危ういのです。
取引所を過剰に信頼してはいけません。ビットコインやあなたの仮想通貨資産は自分自身で守るしかないのです。たくさんの仮想通貨を保有している場合はハードウェアウォレットでの管理が一番安全です。
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TREZORはハッキング事件が起きた仮想通貨NEMを保管することのできるハードウォレットです。もちろん、ビットコイン系、イーサリアム系の仮想通貨も保存することが可能です。
他にもさまざまなパスワードを保管することができるため、不正ログインも合わせて防ぐことが可能です。
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