「仮想通貨を安全に保管して資産を守りたい」
コインチェック事件ではホットウォレットで仮想通貨をオンライン管理していたことが原因で、不正アクセスされ26万人の利用者が資産(約580億円)を失いました。
この事件で仮想通貨のセキュリティ対策の甘さが表明化し投資家たちは、ハードウォレットで仮想通貨を安全に管理する方法を取るようになりました。
しかし、そのハードウォレットも完全に安全とは言い切れない事件が起こっています。
投資家達が安全だと感じて利用しているハードウォレットで詐欺を行い、仮想通貨を盗む方法を試み始めたのです。
仮想通貨の知識が浅い初心者は上手い話には気を付けてくださいね。
この記事では、私達の仮想通貨を守ってくれるハードウォレットで被害に遭わない方法をまとめています。
短時間で読めますので目を通して被害に遭わないように学んでおきましょう。
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メルカリでハードウォレットが出品禁止
2018.1.30にメルカリでハードウォレットの出品が禁止になりました。
理由はハードウォレットに不正プログラムが組み込まれていた場合、それを利用した投資家の暗号通貨が盗まれるリスクを考慮したからです。
他にも本体の基盤交換なども可能で素人では区別が付かない精巧さだとか。
メルカリは商品が安く買えることで有名ですが、ハードウォレットのようにセキュリティを求める商品を購入することは、非常に危険だということがおわかりいただけると思います。
Amazonは安いがとても危険
引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/
Amazonは大手サイトとして国内でも認知されています。同じ商品がいくつも出店されているので、値段を比較することができます。
出品者の評価も記載されていますから、評価の高いところを選択することも可能。
ただし、メルカリと同様の理由でAmazonからハードウォレットを購入するのはリスクがあります。
ハードウォレットは、自分以外の人に秘密鍵を知られていたら仮想通貨の情報を盗まれてしまいます。
Amazonで詐欺に遭った人の中には、ハードウォレットを購入したら商品の中に秘密鍵が何番か記載された紙が同封されていて、その番号で登録してしまい情報を盗まれた人がいました。
この場合、秘密鍵を第三者が知っていることに疑問を持たなかった点が問題になってきますが、このようにハードウォレットの知識がない人は騙されてしまってもおかしくはありません。
他にも中国産でないのに「made in china」とシールが貼ってあったり、新品を購入したのに開封したような形跡があったり、明らかに第三者が手を加えているのがわかるケースもあります。
出店元が信頼できるのかちゃんと確認できない限りは正規店で購入することが安全です。
試しにAmazonでハードウォレットを検索してみるとわかりますが、正規代理店以外の業者が出店していることがあります。
ハードウォレットは正規代理店で!
ハードウォレットでメジャーな商品はTREZOR、LedgerNanoSです。
TREZORは梱包に使用されているシールが非常に強固で、そのうえ一度はがすとしっかりとはがした跡が残ります。
しかし、LedgerNanoSの梱包はフィルムタイプですから、開封してもシーラーなどで綺麗に梱包できてしまうのです。
LedgerNanoSは、絶対にAmazonで購入するのは避けたほうがいいでしょう。
以上の理由から、ハードウォレットは正規代理店から購入することをおすすめします。
こちらの記事が参考になると思うので購入を検討している人は読んでみてください。
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