カルダノ(ADA)の運営に携わっているEMURGO(エマーゴ)が、
主にヨロイウォレットからテストネットでのステーキングへ参加する解説動画を
アップしているので少しご紹介したいと思います。
ステーキングとは、承認方式POSを利用して通貨の保有者に一定の報酬が与えられる仕組みです。
目次 |
1.スナップショット |
2.参加手順 |
3.報酬獲得 |
4.ハードウェアウォレット対応 |
1.スナップショット
まだ正確な日時は不明ですが、
11月中旬にヨロイウォレットまたはダイダロスウォレットで
スナップショットをとるようです。
そこでとった残高を利用して、シェリーメインネット移行前の
テストネットでのステーキングが開始されます。
今回のテストネットでは、
取引所やハードウェアウォレット、その他カルダノ公式以外のウォレットからは
参加できないという点に注意しなければいけません。
さらに、モバイル版ウォレットは現在開発途中でステーキングに
間に合わない可能性があり、最も確実なのは既にスナップショット対応している
ヨロイウォレットとダイダロスウォレットだと言っています。
2.参加手順
ステーキングへ参加する手順はあまり難しくなく、
ヨロイウォレットの場合は大きく次の3つです。
(1)スナップショット日時までにヨロイウォレットへADAを移動させます。
スナップショット後にADAを移動させてもステーキングに参加することができません。
参加されるかたはもう1ヶ月以内に開始される予定なので今の内に移動させておいても
いいでしょう。
(2)スナップショット後は、最新バージョンのヨロイをダウンロードして、
旧ヨロイの復元フレーズから復元させます。
(3)復元後は、ステーキングへ参加するためにステークプールの委任設定を行います。
新バージョンヨロイを起動させると委任するためのステークリストが表示されるので
そのリストから1つを選択します。
これは自動では行われずに必ず手動での操作になるので忘れないようにしてください。
※ステーキング開始前、ユーザーはADAを移動する以外
特にやることはないみたいですが、あえて言うなら
復元フレーズを忘れないようにするというぐらいです。
3.獲得報酬
正確な報酬率やテスト期間はまだわからないようですが、
仮に5000ADA保有していた場合どのような流れで報酬を獲得できるのかを説明します。
(例)5000ADA保有していた場合
5000ADA保有していた場合、報酬が10%だとするとステーキングによって
500ADA獲得できます。
ステーキング期間中に獲得したADAは外に出すことができません。
これはメインネットとテストネットが完全に独立したブロックチェーンとなり、
BTCアドレスにETHを遅れないのと同じです。
テストネット内ではADAの移動は可能みたいですが、
基本的にこのようなことはあまりやらないと思うので気にしなくても
いいかもしれません。
最終的にテストネットでの5000ADAはメインネット移行後には意味のないものとなり、
獲得した報酬の500ADAだけがメインネットへ統合する際に反映されて
5500ADAとなります。
4.ハードウェアウォレット対応
今回のテストネットでは、TREZORやLEDGERからは
ステーキングに参加することはできないようですが、
メインネット移行後は、ハードウォレットからステーキングに参加することが可能だと
解説しています。
今回のステーキング開始後に価格が上昇するのか誰にもわかりませんが、
長期的にADAをホールドするとするならば、
この辺で仕込むのはタイミング的にはありだと思います。
ビットコインがだいぶ価格を上げて上昇トレンドに移行しつつあることと、
カルダノは時価総額トップクラスの通貨であり、
仕込むタイミングとしては悪くないように思えます。
※不明点の詳細は、IOHKからのアナウンス待ちとなります。
これを機会にぜひADAを触ってみてはいかがでしょうか。
ADAはTREZOR MODET Lで保管することができます。
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